こんな管理職(リーダー)は失敗する
自分自身を辛口で評価すると…。
①業績達成のために部下を使い捨てる
②数値分析のみに精を出す
③直感に頼りすぎる
④何でも自分でやってしまう
⑤上司の経営陣に意見具申できない
⑥経営陣の批判をする
1管理職に期待される役割
管理職(リーダー)の3大任務
管理職(リーダー)の任務とは、具体的には下記3点です。
①より高い業績・成果を上げる
②部下後輩を指導・育成する
③より質の高い役割を目指し、自分自身を高める
①「より高い業績・成果を上げる」
管理職は常に高い目標にチャレンジします。売上・収益・コストのみならず、業務品質にも目配りをする必要があります。
②「部下後輩を指導・育成する」
管理職のマネジメント能力の中で、もっとも大事なのがヒトに対するマネジメント力です。つまり部下後輩を指導・育成できなければなりません。自分自身が出来るのは当たり前で、部下後輩にやる気を出させ、部下後輩の業務レベルを上げていける力が要求されます。
③「より質の高い役割を目指し、自分自身を高める」
部下後輩を指導・育成していく上で重要な考え方は、部下後輩を「管理」するのではなく、「あの人なら」と部下後輩に思わせることがポイントです。そのためには自分自身が魅力的な人間であることが大前提です。自分自身を常に磨き、上司先輩として尊敬できる存在であることが何よりも重要です。
管理職(リーダー)なにをなすべきか
■『管理職の3大任務』を分解すると
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管理 |
改善・改革 |
①より高い業績・成果を上げる
②部下後輩を指導育成する
③自分自身を高める |
業 務
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業務 管理 |
業務 改善・改革 |
人
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人の 管理 |
人の 改善・改革 |
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自己
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自己 管理 |
自己 改善・改革 |
管理職の機能には、2×2、合計4つの側面がある。
1つ目の切り口は、「業務」の側面、「人」の側面である。
①「業務」の側面とは、仕事を計画実行し、その成果を成し遂げる活動である。
②「人」の側面とは、部下・後輩・上司・同僚・外部との信頼関係を保ち、部下・後輩に対する動機付けや育成、上司や同僚・関連部署を説得する活動である。
2つ目の切り口は、「管理」活動と、「改善・改革」活動である。
③「管理」とは、日常業務をルールに従って完全に運営し、また部署内の人間関係を正常に保つことである。また昨今では、コンプライアンス問題も重要である。
④「改善・改革」とは、新たな発想と方法をもって業務や部署内の雰囲気、人の行動パターンを変える、つまり体質を変化させることである。
*注)『改革』とは、その発想の根本から方法までを望ましい方法に変えること。
『改善』とは、基本発想は変わらないが、方法をより良くすることで品質や効率を向上させること。
■管理職 進歩成長の4段階
あなたはどの段階ですか?
①管理不全段階:管理そのものが完全にできず、仕事にミスや人間のトラブルがある段階。 ↓ ②正常管理段階:日常業務は問題なくこなし、仕事や人間関係をメンテナンスすることには 十分であるが、改善・改革はできないという段階。 ↓ ③受動改革段階:管理は卒業。さらに改善・改革は上司が構想を示せば、 それを実行することができる段階。 ↓ ④主導改革段階:自主的に改善・改革の方向と構想をつかみ、 上司や関連部署を動かしてそれを成し遂げる段階。 =すべての管理職が到達するべき目標
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(日本能率協会マネジメントセンター『マネジャー・どう行動するべきか』より)
④主動改革段階になるための行動力アップ研修をご提案しています。
提案書は以下をご覧ください。