評価シートは1、コアコンピテンシー 2、リーダーシップ(マネジメント)コンピテンシー 3、職種(職務)コンピテンシーの3つの行動評価コンピテンシー評価シート 4、業績・成果管理評価シート 5、半期・期末評価集計シート(フィードバック)評価シートで社員1名分となります。 下記の事業の2等級の評価シート例を掲載していますので参考にしてください。
コアコンピテンシー評価シート
企業の理念 ミッションからコアコンピテンシーを作成します。コアコンピテンシーはすべての等級、社員に共通のコンピテンシーです。職種が変わっても共通のコンピテンシーのもと、業務に取り組みます。
企業理念は会社の存在価値です。最終的な目的です。会社が苦しい時も社員が同じ方向に針路をとり、逆風が強くてもかじ取りが間違わなければ少し遅れても目的地に到着できます。社長の想いを理念化し、具体的な行動に落とし込みます。75のコンピテンシーカードより社長及び幹部に検討いただき、具体的行動基準を作成します。
75のコンピテンシーカードより社長面談の上、これまでに成果(業績、部下育成)を上げたリーダーの行動特性を小野事務所が初年度の
リーダーシップコンピテンシーと具体的行動を提案し、社長、または役員会で決めます。
管理職(リーダー)の行動力アップ研修は管理職(リーダー)の行動力をアップする研修ですが、研修の中で作成することも出来ます。
75のコンピテンシーカードより職種ごと仕事のできる人の具体的な行動を書き出し、話し合いで具体的な行動特性を選び、皆でまとめ上げます。製造業や建築ではできる(スキル)が重要になりますし、営業や事務関係は行動している具体的行動基準資格・スキル(具体的価値ある行動特性)を作成します。
※一見すると書き出したコンピテンシーは作業手順書やマニュアルに似ていますが、目線を「仕事のできる人」の行動に着目します。
成果には業務改善、営業成績、作業の遂行度、コスト管理、部下の育成、課題達成など職種や役割等級、職務により様々ですが、チームワークの成果目標を設定し、それに対するチームの成果評価を重視する傾向です。企業の年度の予算、組織改善などの目標からチーム目標設定と上司の面談により個人の成果目標を設定します。
上期・期末において最終評価を集計し、次期の等級、賃金の号棒、役職、賞与等の通知をします。時期に取り組む課題や、方針などを面談でコミュニケーションを取りながら人材育成を図ります。